使用済潤滑油をリユースすると、なぜCO2排出削減できるのですか?

現在、使用済潤滑油(廃油)のほとんどが再生重油等にリサイクルされ、燃料として焼却されCO2を排出しております。
潤滑油の使用開始から焼却されるまでを潤滑油のライフサイクルの1サイクルとすると、使用済潤滑油を再生しリユース(再利用)することでライフサイクルを延長し、焼却量を削減することができます。
このことから、当社では使用済潤滑油をリユースすることでCO2排出削減に貢献できると考えております。
また、新油価格の高騰のなか、購入頻度を減らすことにもなりますのでコスト削減にも貢献できると考えております。

使用済潤滑油をリユースすると、どのくらいCO2排出削減できますか?

環境省の「温室効果ガス排出量算定・報告マニュアル」(Ver.6.0 令和7年3月)によると、廃油(植物性のもの及び動物性のもの並びに特定有害産業廃棄物を除く)の燃焼に伴うCO2排出量は下記算定式にて求めるとあります。

CO2排出量(tCO2) = 焼却量(t) × 単位焼却量当たりの排出量(tCO2/t)
                       上記廃油の排出係数:2.93tCO2/t
                       廃油の体積換算係数:0.90kg/L = 0.0009t/L
                       焼却量は水分を除いたものとする

例えば、ドラム缶 1本分(200L)を1回リユースしたとすると
                       ※再生処理後の油量(再生前の廃油の量ではありません)

200 × 0.0009 × 2.93 = 0.5274tCO2

約500kgのCO2が削減できると考えられます。

ドラム缶 1本分(200L)の使用済潤滑油からどのくらい再生できますか?

油の状態にもよりますが、水分等が含まれていない状態だと今までの実績から、再生率は90%前後になると思われます。